今年も海づくり大会の季節がやってきました。今年は宮津の漁港で行います。
いつもは魚のセリで賑わう広場には、式典やイベントに向けたステージと客席、そしてその後方にはお客さんが日陰のもとでくつろげるよう、椅子とテーブルが用意されました
物販のお店もたくさん並びました。美味しそうな土地の食べ物が並んでいます
海洋高校の実習船“みずなぎ”と京都府の海洋調査船“平安丸”も接岸し、内部を見ることが出来ました
地元の皆さんによる郷土芸能、勇壮な≪漁師町浮太鼓≫や宮津市内の選抜小学生による演奏もイベントに華を添えます
この大会で、参加者も来場者もきっと一番に楽しみにしているのは“セリ体験”でしょう。合計20箱の保冷箱に詰められた超新鮮なおさかな各種を、本物のセリのような気分で競り落としていきます。スーパーの値段より、かなりお安くしかも最高のお魚さんを、皆さん競り落としてご満悦でした。
海は資源の宝庫だと言います。宇宙に目を向け憧れるのも未来志向だと思いますが、海はまだまだ未知の要素にあふれた世界です。そしてその豊かな資源の第一が“食”に生かされている魚介類や海藻類です。あまりに身近すぎて気付かないものかもしれませんが、≪本当に大事なものは見えないんだよね≫と言ったのは星の王子様です。海は本当に大事なものに溢れています。もっともっと海に近づいて、海の偉大さを知ることが出来たら私たちの未来はもっと明るく大きなものに開けていくのではないかと…ちょっと思っています。そして、こんな素敵なイベントのお手伝いを今年もさせて頂けたことに感謝です。